2005年12月21日  参議院議員(外交防衛委員会委員)          柏村 武昭 様 拝啓、突然のお手紙、大変失礼致します。 私はこちらのインターネットサイト、『社会が抱える諸問題について』を開設しております、上森 和秀というものです。 この様なお手紙を差し上げるご無礼、何とぞお許し下さい。 既にご存知の事とは思いますが、当サイトでも述べております通り、現在、私は、中日本航空株式会社より、 ヘリコプターに因る威嚇を受けております。しかしながら再三の警告にも関わらず、これら威嚇は一向に収まる気配は無く、 色々と考慮を重ねた結果、この度、中日本航空を相手方として、民事調停の申し立てをして参りました。 これは陳述書の中でも記述している事ですが、これら申し立ての相手方は、中日本航空株式会社のみであり、 もし、中日本航空が素直に賠償に応じるならば、当該事件に関わる関係者の責任追及は一切しない旨、裁判所の方に伝えております。 しかし、万一、これら話し合いが難航し、調停が不調に終わる恐れがある場合、 私としては、本件に関わる利害関係人の呼び出しを、裁判所の方に御願いしなければなりませんし、 もし、そうなった場合、広島テレビのスタッフや、日本テレビを始めとする民放各局の職員、並びに国土交通省、 そして自民党議員の方々にまで、ご迷惑をお掛けする事になるかもしれません。 これは調停の進展具合にも依りますが、場合によっては、現日本国首相、小泉純一郎様に出廷を御願いする可能性もありますし、 最悪の場合、これら十数名に上る利害関係者全員の刑事告訴も視野に入れております。 勿論、これら呼び出しに応じるか否かは、あくまで本人の自由意志によるものですが、 もし、それらを拒否されれば、当然、私のサイトでも、その旨ご報告させて頂きますし、 現に外国人記者クラブの一部のメディアからも、この事件に関する問い合わせが来ております。 また仮に交渉が決裂し、通常の訴訟に移行しました際にも、裁判官の心象を著しく害することになります上に、 これら威嚇に加わった広島テレビ所有のヘリコプターの所属、型番、証拠写真、航空事務所の運行記録、 全て裏付けが取れておりますので、これら証拠を裁判所に提出すれば、出演者を含む広島テレビの責任追求は必至のものと思われます。 私としては、この調停を速やかに終わらせて、出来るだけ、これらの事態を避けたいと願っております。 私が始めから訴訟の手続きを行わず、調停の申し立てをしたのは、この為です。 そこで柏村先生に、一つ御願いがあるのですが、これら申し立ての相手方である中日本航空株式会社に、 素直に賠償に応じる様、一言、申し添えて頂けないでしょうか? そうすれば関係者の方々にも、何らお手を煩わせること無く、迅速に処理を進める事が可能となるでしょう。 広島テレビは中日本航空の業務請負先ですし、柏村先生はかつて広島テレビのキャスターを務めておられましたので、 NNN系列を通して事を図って頂ければ、容易に顔も利くはずです。 大変、無礼で厚かましい御願いとは思いますが、同じ三次市の出身者として、恥を忍んで御願い申し上げます次第です。 (私は元、三良坂町の出身ですが、今は三次市に合併されております。 中国放送のサテライトNo1は、当時から毎週楽しみに聞いておりました。) ご存知の通り、現在広島では、これといったゲーム製作会社がありません。 その為、私の様なソフト指向の人間は、いつも肩身の狭い思いをしております。 他の政令指定都市では、ゲーム製作会社が平均10社以上はありますし、 人口では広島より少ないはずの仙台でさへも、私の知っている限りでは、3社はあります。 一般的に、これらゲーム製作会社を始めとするソフト系産業は、 東京や大阪など、経済活動の盛んな大都市圏に集中する傾向がありますが、 ここ広島におきましては、人口は中国圏の中で最大規模の人口を擁しているにも関わらず、 ゲーム会社は僅か一社、その”コンパイル”も、2003年1月23日をもちまして、遂に解散となりました。 これは広島の経済発展に鑑みても、大変、由々しき問題だと思われます。 私はこの広島の産業を、より豊かで多種多様のものとして裾野を広げ、 私と同じように肩身の狭い思いをしているソフト志向の人々と共に、地元に根付いたゲーム製作会社を立ち上げ、 日本中に広島の製品を発信したいと思っております。その為には何としても、事業を立ち上げる資金が必要なのです。 もし、これら調停が円満に解決し、中日本航空から賠償金が支払われましたら、 私は決してそれらを無駄に散財せず、大半をゲーム開発費に充てるつもりです。 訴額は2,500万円にて申し立てをしておりますが、 勿論、これらは、著作権侵害に関する賠償金とヘリコプターの威嚇による慰謝料、両方含んでいるという意味合いの額です。 この度の件に関しましては、柏村先生に大変なご迷惑をお掛けするかもしれませんが、何とぞ、宜しく御願い致します。 同じ広島県人として、柏村先生の今後の益々のご活躍を願っております。 これからは冬の寒さの冷え込みも一層厳しくなりますので、お体には十分お気を付け下さい。それでは、失礼致します。 -----------------------------------------------------------------------------------              『社会が抱える諸問題について』              ( URL → http://hp777.hp.infoseek.co.jp/ )               〒 733−0003               広島県広島市西区三篠町二丁目13−8 金本ビル401                  上森 和秀 (うえもり かずひで)          TEL 082−239−0262                 (※ 外出の際は、留守録をセットしておきます。)                  メールアドレス kazu0@mx9.freecom.ne.jp